シャツの種類をすべて網羅|名前・由来まで解説【保存版】
この記事では『シャツの種類をすべて網羅|名前・由来まで解説【保存版】』というテーマでお送りしていきます。
- 【デザイン別】シャツの種類まとめ|名前・由来まで
- 【素材・生地別】シャツの種類まとめ|名前・由来まで
- 【襟のタイプ別】シャツの種類まとめ|名前・由来まで
この記事を読むことで、シャツの種類が分かるようになりますよ。
ファッションアイテム図鑑としてブックマークしておくことをオススメしています。
【デザイン別】シャツの種類まとめ|名前・由来まで
まずは『【デザイン別】シャツの種類』をご紹介していきます。
- ミリタリーシャツ
- ロングシャツ
- ブロッキングシャツ
- ワークシャツ
- ラガーシャツ
- ポロシャツ
- ドレスシャツ・カッターシャツ・ワイシャツ
- アロハシャツ
- チェックシャツ
- クレリックシャツ
- ストライプシャツ
- ドットシャツ
- フードシャツ
- ウエスタンシャツ
ミリタリーシャツ
元々軍隊用に開発されたワークシャツのことを言います。
色はカーキや深緑が多く、ポケットが多く付いています。
また、無骨なデザインが男らしさを演出してくれるので、1枚羽織るだけでかっこよく着こなすことができます。
ファッションを選ばないので、コーディネートに取り入れやすいアイテムです。
ロングシャツ
通常の丈よりも長めの丈のシャツのことを言います。
長さのバリエーションは多く、トップスとして着るのはもちろん、羽織りとしても使えておしゃれ感を強く演出することができます。
トレンドの着こなしである『レイヤード』として使いやすいアイテムで、こなれた着こなしに仕上げてくれます。
ブロッキングシャツ
複数の柄や色の生地を組み合わせて作られたシャツのことを言い、パーツ別、もしくは同じ部分内で生地を切り返すことで特徴的なデザインをしているものの総称を言います。
特徴的なデザインは、コーディネートのアクセントとして取り入れることができ、存在感のあるアイテムといえます。
ワークシャツ
元々は作業を行う際に着る服として作られたシャツです。
作業用に便利ということもあり、左右に胸ポケットが付いたデザインが特徴です。
丈夫で汚れが目立ちにくいのも特徴であり、素材はデニム・ダンガリー・シャンブレーなどが使われることが多いです。
ラガーシャツ
ラグビーのユニフォームを起源として作られた物のことを言います。
分厚いコットン素材にゴム製のボタンは、ラグビーという激しい競技の中で怪我をしないよう配慮されてつくられています。
ボーダーやストライプ柄が主流になっています。
ポロシャツ
胸元中央にボタンが2~3個ついた襟付きのシャツのことを指します。
高い通気性と快適な着心地を兼ね備えているため、日常使いとしてはもちろんですがスポーツウェアとしても使われています。
また、ビジネスウェアとしても認知されてきているので、使い勝手は抜群です。
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ドレスシャツ・カッターシャツ・ワイシャツ
カッターシャツやワイシャツとも言います。スーツの下に着るようなシャツの総称として呼ばれているもののことを言います。
元々は下着という分類だったため、シャツによくある左胸のポケットはないのが特徴です。
アロハシャツ
パイナップルなどのトロピカルなモチーフや和柄なのようなオリエンタルなモチーフを華やかでカラフルな色彩で染め上げた開襟シャツのことを言います。
『アロハ』はハワイ語で「好意・愛情・思いやり・挨拶」などの意味があります。
チェックシャツ
チェック柄のシャツのことを言います。
色やチェック模様が様々あり、代表的なものだとギンガムチェックやアーガイルチェック、グレンチェックなどが挙げられます。
カジュアルシーンで用いられることが多く、1枚着・インナー・アウターなど様々な着こなしを楽しむことができます。
クレリックシャツ
襟とカフス部分が白の無地、その他の見ごろ部分が柄やカラー、ほかの生地になったデザインのシャツのことを言います。
ビジネスからカジュアルまで幅広いシーンで活躍してくれ、知的は雰囲気ですね。
ストライプシャツ
2色以上のことなる色のラインを複数並行させた『縞(しま)模様』の柄のシャツのことを言います。
定番のロンドンストライプという線の太さが同じクラッシックな柄から、線を斜めにしたバイアスストライプなど数えきれないほどの種類があります。
柄をストライプにすることで、縦長に見える視覚効果からスタイルアップが期待できるシャツとなっています。
ドットシャツ
小さなドット(円形・玉)を複数配置した水玉模様柄のシャツのことを言います。
ドットの大きさや間隔の規則性によって様々な種類に分けられます。
ドット1つとっても大人っぽいものから、ポップなものまで幅広い雰囲気を演出することができます。
フードシャツ
ベーシックなシャツにフードがついたデザインの物のことを言います。
フードのみ違った素材を使ったデザインのものが多く、1枚着・アウターとしてすっきりと着こなすことができます。
ウエスタンシャツ
デニムやダンガリーなどの上部な生地を使って作られたシャツのことを言います。元々はアメリカ西部のカウボーイがきていたことから『ウエスタンシャツ』といわれています。
ワークシャツをルーツとして作られていることから、両胸部分にポケットが施されているのが特徴的となっています。
【素材・生地別】シャツの種類まとめ|名前・由来まで
続いては『【素材・生地別】シャツの種類』をご紹介していきます。
- デニムシャツ
- シャンブレーシャツ
- ダンガリーシャツ
- ネルシャツ
- コーデュロイシャツ
- リネンシャツ
- ヘリンボーンシャツ
- サテンシャツ
- オックスフォードシャツ
- ブロードシャツ
デニムシャツ
デニム生地を使ったシャツのことを言います。デニム生地は縦糸にブルー系の染色糸、横糸に白糸うを使用し綾織りで負った生地のことを言います。
厚手で耐久性の高い生地で、使い続けることで色が落ちたりと経年変化も楽しめる素材です。デニムシャツはインディゴカラーが主流となっています。
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シャンブレーシャツ
シャンブレーシャツの素材である『シャンブレー』とは、薄手の生地でブルー糸が多く白糸と染色糸の2種類の糸を使って平織りで作られた生地のことをいます。
平織なので、2種類の糸が表に現れ、細かいチェック柄のような見た目になるという特徴があります。
ダンガリーシャツ
ダンガリーシャツの『ダンガリー』とは、横糸をインディゴなどの染糸、縦糸を未晒しの糸でお綾織りにした生地のことを言います。
コットンが主に使われた素材のため、着心地が良く吸収性にも優れていますが、縮みやすいというデメリットもあります。
ネルシャツ
ネルシャツとは、フランネルシャツの略称であり『フランネル素材』のシャツのことを言います。
フランネルとは、柔らかい毛織物のことでコットンやウールで作られることが多いです。
表面が少し起毛していて、軽く暖かさを感じられる素材であることが特徴です。
コーデュロイシャツ
コーデュロイシャツの『コーデュロイ』とは、毛が長く暖かで保湿に優れた素材で冬の人気素材として様々なアイテムに用いられます。
カラーは様々ですが、優しめな暖色系のものが多く、季節感のある印象でコーディネートにアクセントをプラスすることができます。
リネンシャツ
リネンシャツの『リネン』とは、亜麻糸を使って織られる生地であり、エジプトでは紀元前から生産されている、とても歴史ある素材です。
特徴としては『吸水性が高く、汚れにくい、丈夫』といったことがあげられ、さらっとした肌触り・清涼感から夏に大活躍の生地です。
ヘリンボーンシャツ
ヘリンボーンシャツの『ヘリンボーン』とは、直訳すると「ニシンの骨」という意味があり、山と谷が交互に連続する柄で柔らかな風合いが特徴の生地です。
シャツ生地の代表的な柄の1つであり、秋冬・春先に活躍します。
英国紳士のような高級感があり、柔らかな肌触りながらもシワになりにくいという魅力もあります。
サテンシャツ
サテンシャツの『サテン』とは、コットンやシルクで作られた、表面が滑らかですべすべした肌触りと強い光沢感のある素材です。
上品さや高級感があり、ウィメンズのドレスの素材として使われることもあります。
デリケートな生地であり、摩擦に弱くあまり頑丈なつくりではない為、洗濯やアイロンに注意が必要といったデメリットもあります。
オックスフォードシャツ
オックスフォードシャツの『オックスフォード』とは、カジュアルシャツを代表する「ボタンシャツ」でよく用いられる生地です。
コットン・コットンとポリエステル混綿で作られた太い糸を使うことから、適度な厚みや硬さがあり、シワがつきにくいにが特徴です。
通気性にも優れていることから、スポーツウェアにもちいられることもあります。
ブロードシャツ
ブロードシャツの『ブロード』とは、シャツの代表生地であり、ブロードクロスのことを言います。ポプリン織でよこ畝を特徴としています。
薄手から厚手まで多くの種類があり、ドレスシャツの代表的な生地です。無地の白や青が多く、糸の太さが細くなるほど柔らかい肌触りになり、光沢が増していきます。
【襟のタイプ別】シャツの種類まとめ|名前・由来まで
続いては『【襟のタイプ別】シャツの種類』をご紹介していきます。
- イタリアンカラーシャツ
- ラウンドカラーシャツ
- ボタンダウンシャツ
- レギュラーカラーシャツ
- ホリゾンタルカラーシャツ
- バンド(スタンド)カラーシャツ
- ワイドスプレッドカラーシャツ
- スタンドカラーシャツ
- ウィングカラーシャツ
オープンカラーシャツ
オープンカラーとは『襟(えり)の開いたシャツ』のことですね。襟=カラー、開いた=オープン、これらの言葉を取ったシャツになります。
オープンカラーシャツの特徴は、ラフっぽくて涼しい印象を相手に与えることができる!というところですね。
夏の季節に着用されているケースが多く、オシャレメンズの間でも人気のアイテムです。
イタリアンカラーシャツ
イタリアンカラーシャツとは、別名「ワンピースカラー」とも呼ばれ、台衿がなくナックラインがVになったシャツのことを言います。
ノーネクタイで第一ボタンを開けてきこなせば、さりげなくセクシーにきこなすことのできるシャツです。
ノーネクタイ専用のカジュアルシャツでありながらも、エレガントに着こなせます。
ラウンドカラーシャツ
ラウンドカラーシャツとは、衿先が丸い形で作られたシャツで『クレリックシャツ』などのエレガントなシャツに用いられることが多いデザインです。
クラシカルな中に可愛らしさを感じさせる、遊び心が効いた印象のデザインです。
その形の形状から顔の丸さが強調されてしまうため、丸顔の人は注意が必要。
ボタンダウンシャツ
ボタンダウンシャツとは、衿をボタンで留めるタイプのシャツであり、アメリカントラッドの典型的ワードローブです。
現在では、立派にドレスシャツとしての役割を果たすようになっています。
様々な色・形・素材のものがあることもあり、幅広いファッションに合わせれます。
レギュラーカラーシャツ
レギュラーカラーシャツとは、襟の開き具合や長さが標準的なもっともオーソドックスなタイプのシャツのことを言います。
冠婚葬祭などの正装やビジネスシーンに使われる、シャツならではのきちっと感や清潔感を演出することができます。
ホリゾンタルカラーシャツ
ホリゾンタルカラーシャツとは『水平』を意味する『ホリゾンタル』という言葉に由来した、襟の開きがとても大きいタイプのシャツのことをいいます。
ドレスアップからカジュアルまで幅広い着こなしができるシャツであり、人気急上昇中のアイテムとなっています。
バンド(スタンド)カラーシャツ
バンド(スタンド)カラーシャツとは、折り返しの襟羽がなく、首にそっているタイプのシャツです。
元々の起源は、襟が縫いつけられていなかった時代の台襟(だいえり)だけが残ったものと言われています。
カジュアルな着こなしに向いており、ボタンの開け閉めで違った雰囲気のファッションを楽しむことができます。
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ワイドスプレッドカラーシャツ
ワイルドスプレッドカラーシャツとは、襟の開きが大きいタイプのシャツのことをいいます。
レギュラーカラーシャツと並び、フォーマルな場でもきちんと着こなすことができるシャツのため、ビジネスシーンから冠婚葬祭まで、幅広い場面で着ることができます。
スタンドカラーシャツ
スタンドカラーシャツとは、折り返しのない首に沿って立てた襟のシャツのこです。
クラシックで知的な印象を与えてくれるシャツなので、落ち着いた雰囲気を出したいときに使うのがおすすめです。
ウィングカラーシャツ
ウイングカラーシャツとは、襟先が前に折れた形が特徴のシャツです。
鳥の翼のようにエリ先が折り返しされて開いていることから『ウィングかカラー』といわれています。
結婚式や披露宴などの華やかな装いが似合うシーンで着用する方が多いです。
まとめ
今回は『シャツの種類をすべて網羅|名前・由来まで解説【保存版】』というテーマでお送りしていきます。
かなり多くのシャツが登場しましたね。
それぞれ違った意味、そして着こなし方がありますので、ぜひ参考にしてみてください。