低身長ファッション・メンズがしたい夏コーデ【アパレル店員が解説】
そんな質問にお答えします。
ー この記事の内容 ー
- 低身長のメンズでもオシャレな夏ファッションをするコツ3つ
- 低身長のメンズがやってはいけないNGな夏ファッションコーデとは
- 低身長メンズの夏ファッションコーデ事例【10選】
この記事を書いている僕の身長は「165cm」。
世間で言うところの低身長です。
しかし、アパレル店員として働いた3年間、多くの方に「オシャレだね!」と言われてきました。
そんな僕の経験をもとに「低身長でもオシャレになれる夏ファッション」をご紹介します。
低身長のメンズでもオシャレな夏ファッションをするコツ3つ
低身長でも夏ファッションをオシャレに着こなす方法は3つあります。
- トップスはワンサイズアップ
- ボトムスは濃いめを選ぶ
- 帽子をかぶって目線を上にする
上記3つの要素を組み合わせることで、低身長を上手くカバーできます。
さらに詳しく解説していきますね。
① トップスはワンサイズアップでO.K
低身長男子のトップスの着こなし方は「ワンサイズアップ」がオススメです。
ワンサイズアップのアイテムを着用することで、体のラインがうっすら見えるので、低身長な印象を無くせます。
人間の脳は不思議でして、1度その人のことを低身長と思うと、低身長のイメージがついてしまいます。
それからだと遅いので、普段からトップスをワンサイズにすることで、低身長のイメージをなくせます。
反対に、オーバーサイズのトップスを着用してしまうと、体のラインが完全に消えます。
なので、無意識に低身長と認識されてしまう可能性が高くなります。
実際に身長170cmの男が、ダボっとしたトップスを着用したとき「背が低い」と思われた事例もあります。
170cmで「背が低い」と思われるのですから、160cm台の男性は…想像もしたくない。
② ボトムスは濃いめを着用する
パンツはグレーや黒、ネイビーのような、できるだけ濃いめの色をセレクトしましょう。
理由としては「脚の長さ」をカバーできるからです。
低身長さんの悩みの1つでもある「脚の長さ」を、たったこれだけで改善できます。
明るめの色だとボトムスに目がいきがちになります。
なので、他人の目を気にしてしまい、自分に自信が持てなくなりますから。
ただ、全身オールホワイトコーデにかんしては、話が別です。
トップス、ボトムスも白だと、全体的に統一感がありますので、低身長をカバーできる。
要は目線を上にして、脚を目立たせないということが重要なのです。
ちなみにハーフパンツを履きたい方は、膝上丈がマストです。
足長効果がありますので低身長にはうってつけのアイテムとなっています。
関連:全身白のメンズコーデ
③ 帽子で目線を上に向ける
身長:164cm
- シャツ:Gosha Rubchinskiy
- ニット:ADAM ET ROPE’
サイズ(M) - スラックス:SUNSEA
- 帽子:ALLEGE
- サンダル:BENCH
- 時計:KLASSE14
帽子を上手く使って相手の目線を上にもっていきましょう。
そうすることで、低身長のイメージをつけにくくします。
オススメの帽子は「キャップ」ですね。
とにかく帽子を使って目線を上に持っていきましょう。
低身長のメンズがやってはいけないNGな夏ファッションコーデとは
続いては「低身長がやってはいけないコーデ」をご紹介していきます。
- 丈が長めのアイテム
- ダボダボな服装
上記2つになります。
低身長をしっかりとカバーしたいのであれば、上記2つのことを意識してコーデを組んでいきましょう。
では、さらに解説していきますね。
① 丈が長めのアイテム
長すぎる丈のトップスはなるべく控えましょう、というか上級者です。
なぜかと言うと「胴長」に見えてしまうからです。
胴長に見えてしまうと低身長のイメージが強くなってしまいます。
長いトップスを着用したいのであれば、こんな感じがオススメ。
これだと足が短く見えません。
重ね着(レイヤード)することで、胴長に見えないですし、オシャレにコーデします。
関連:トラックパンツ・ラインパンツがダサいと言われる理由【アパレル店員が解説】
② ダボダボな服は避ける
オーバーサイズなアイテムはなるべく避けましょう、というか難しいです。
背が高い人はめっちゃ似合うのですが、低身長だとどうしても「チンチクリン」になってしまいます。
165cmの管理人も恥ずかしながらそうでした。
オーバーサイズでルーズな服装をしたい方は、ちょいゆるルーズな服装を目指そう。
ダボダボよりもこっちの方が明らかにカッコイイと思います!
低身長メンズの夏ファッションコーデ事例【10選】
トップスINでスタイルアップ
まず1番簡単にできる低身長さんのスタイルアップ術をご紹介します。
トップスをボトムにINする事で、上半身がコンパクトに見え簡単にスタイルアップすることができます。
トップスをボトムにINする着こなしは、トレンドとしても継続されているためおしゃれにも見え一石二鳥ですね。
ビックシルエットがトレンドになっていますが、こちらのコーデのようにフロントのみINすると、ナチュラルにスタイルアップできる着こなしが完成します。
デニムオンデニム
こちらのコーディネートのように、アウターにはコンパクトなものを選ぶとスタイルアップが叶いますよ。
デニムジャケットは、いろいろなコーディネートに合わせやすいので低身長の方にはお勧めのアウターです。
濃紺のデニムジャケットを合わせると、カジュアルになりすぎず大人っぽく着こなすこともできますね。
Yラインシルエットを意識
Yラインシルエットとは、アルファベットのYように全体のシルエットが下に行くにつれて細くなっていく着こなしのことをいいます。
トップスに白のトレーナーでボリュームを出し、黒のテーパードパンツを合わせることで、下に行くにつれて細めのシルエットになるように合わせています。
トップスとボトムでボリュームに変化をつけることで身長の低さをごまかすことができます。またトップスに膨張色を使うのもおススメですよ。
差し色を使って目線を上にする
こちらのコーディネートでは、差し色をトップスに持ってくることで目線を上にし低身長をカバーするように着こなしています。
ブラックベースの中に、柄シャツを一点投入すると、写真色のような効果があります。そうすると人の目線は自然と上に行くので、身長が低いと言う意識が薄くなります。シルエットもメリハリがあり、おしゃれに着こなせていますよね。
襟を有効活用して小顔効果を味方に
こちらのコーディネートでは、ラガーシャツをうまく使って小顔効果を意識したコーディネートに仕上がっています。
ラガーシャツのボタンを開け、このように着こなしすことで小顔効果があります。
小顔効果=低身長カバーにつながりますよ。
Vネックなどの首周りがスッキリとしたアイテムであれば、カンタンに小顔効果を期待できるのでおすすめ。
スリムなボトムを使うなら脚長コーデ
こちらのコーディネートではブラックのスキニーをボトムに合わせ、脚長効果が期待できるように着こなしています。
トップスにはビックシルエットのシャツを抜き襟のように合わせています。
カットソーとボトムのカラーをブラックで統一し、クールさをプラス。
さらに、タイトシルエットのスキニーを合わせているので脚長効果も期待できますよ。また、ストライプのトップスで縦のラインを強調するのもおススメです。
ボリュームアイテムはバランスが重要
ボリュームのあるアイテムを使う場合は、トップス・ボトムのどちらかででバランスを取るのをおススメします。
こちらのコーディネートでは、ボトムをテーパードパンツにすることで下にかけてシルエットがほそくなっていっています。
ゆったりとした腰回りには、ホワイトのカットソーを出すことで縦のレイヤードになりスタイルアップできていますよね。
関連:オープンカラーシャツのコーデ|着こなしのコツはサイズ感!
ボリュームのあるアウター
こちらのコーディネートでは、アウター、トップスにボリュームを持たせたYラインシルエットの着こなしになっています。
モノトーンに、差し色のレッドが可愛いらしいコーディネートですね。
ブラックのスキニーで脚長効果になり、低身長さんでも気にせずかっこよく着こなす事ができますよ。カジュアルの定番であるボーダーカットソーは、細いものを選ぶとカジュアルになりすぎず大人っぽさのあるコーデに仕上がることができますよ。
トップスは明るくボトムはトーンダウン
こちらのスタイルでは、全体的にカラーが淡いアイテムを使ってコーデ。
淡いカラーでスタイルする際にも、その中でも暗めのカラーをボトム・コーディネートの下に持ってくることをオススメします。
ブラックのような、本当に暗いカラーでなくてもスタイルアップすることでは可能です。こちらのコーディネートのような、明るさのあるスタイルも配色の仕方で充分に楽しむことができます。
スッキリIラインシルエット
こちらのは、トップス・ボトムともに体のラインがしっかりと出るようなサイズ感のものを合わせたコーデです。
低身長さんは、あえて体のラインが出るようなサイズ感でコーデすることで、全体がコンパクトにまとまり、身長を気にすることなくおしゃれを楽しむ事ができますよ。ストリートスタイルなど、大きめのサイズ感を合わせるコーデは避けた方がよさそうです。
まとめ:低身長メンズの夏ファッションはコツがいる
今回は「低身長ファッション・メンズがしたい夏コーデ【アパレル店員が解説】」というテーマでお送りしていきました。
低身長は辛い・・・。
管理人も低身長なのですが、それをカバーするために結構苦労しました。
ですが、低身長をカバーする方法はたくさんあります。
少なからず本記事をしっかり読めば、低身長のイメージはかなり防げるはずですので、ぜひ低身長の方は挑戦してみてください。