ロールアップがダサいと言われる理由とオシャレな着こなし方
今回は「ロールアップがダサいと言われる理由とオシャレな着こなし方」というテーマでお送りします。
今や「ロールアップスタイル」はメンズファッションの定番の着こなし術。
ですが、ロールアップは1つやり方を間違えてしまうと「ダサい!」と言われかねない諸刃のテクニックでもあります。
ロールアップスタイルは必ずコーデに取り入れたい所なので、ぜひこの記事を参考にして欲しいと思います。
ということで今回は『ロールアップがダサいと言われる理由』そして『ロールアップを活用したお洒落な着こなしコーデ』をご紹介していきます。
ロールアップがダサいと言われる理由
ロールアップがダサいと言われる理由には「4つの原因」があります。
- ロールアップしている部分が分厚い
- ロールアップ部分がなぜかチェック柄
- ロールアップの幅が広すぎる
- ロールアップをする場所を間違えている
もしこの4つに当てはまる着こなしをしている場合は、非常に危険です。
① ロールアップが分厚い
街中でよく見かけるのが、上記画像のように「ロールアップ部分が分厚い着こなし方」。
ロールアップが厚い分、足元に目がいってしまいますので、全体的なバランスが崩れます。
高い確率で「ダサいというレッテル」を貼り付けられます。
ロールアップは「1ロールか2ロールくらいの分厚さ」で、できるかぎりスッキリと行う方がかっこいい。
② ロールアップ部分がなぜかチェック柄
「ロールアップ部分がなぜかチェック柄」のパンツをたま〜に見かけるのですが、これは正直ダサいかな〜と感じています。
理由としては「子供っぽい」からです。
ロールアップの目的は「崩し」や「遊び」のハズなのに、チェック柄が入ることでロールアップ部分が主張され、子供っぽい雰囲気が出てしまいます。
③ ロールアップの幅が広すぎる
上記画像のように「ロールアップ部分の幅が広い」と、一般人には理解不能な着こなしに見えてしまいますので、注意が必要です。
これが「お洒落!」と言う人もいるのでしょうが。
一般的には受け入れてくれない傾向がありますので、やめておきましょう。
この場合、裾上げをしてもらう事をオススメしています。
④ ロールアップをする場所を間違えている
そもそも「ロールアップする場所を間違えている」人も多い傾向にあります。
基本的にロールアップは足首部分で行うのがかっこいいのですが、ふくらはぎ部分で行う人も中にはいるようですね。
ふくらはぎ部分でロールアップすると「子供っぽく」なってしまいますので、注意が必要。
できるだけで足首部分でロールアップをしていきましょう。
ロールアップを行う理由
ロールアップを行う理由って何?
と、疑問に感じている男性も多いと思います。
そこで、ロールアップをおこなう理由を記載していきたいと思います。
① 圧倒的にお洒落に見える
ノーマルな着こなしでもシルエットやサイジングが合っていれば、オシャレに見える。
プラスアルファとして、ロールアップをおこなう事で、圧倒的にオシャレに見えます。
ロールアップしているメンズコーデ最強!やり方や幅を詳しく伝授でも解説していますが、普段のコーデにロールアップを取り入れると、こなれ感を演出できるんです。
こなれ感とは?
「頑張っておしゃれしてきました」感を出さず、簡単に着こなしている様子。また、ちょっとした工夫をして、そう見せること。
これを出せるとおしゃれ上級者的な扱いを受けることができる。
② コーデを崩す事ができる
ロールアップはカチッとしたコーディネートを違和感なく崩す事ができるテクニック。
上記画像を見て頂いたら分かると思いますが、トップスがTシャツでボトムスはロールアップしているスラックス。
非常にシンプルなコーディネートなのですが、ロールアップしていることで見事にコーディネートにこなれ感を漂わせています。
③ コーデに抜け感を出す事ができる
ロールアップする事でコーディネートに「抜け感」を演出することができます。
抜け感とは?
かっちりして重たくならないような肌見せのこと。
シャツの袖をまくって手首を見せたり、ロールアップで素肌面積を広くして、コーディネートの中にバランスのよい隙間をつくる。
つまりロールアップを行う事で、ナチュラルに抜け感を演出できますので、相手にお洒落と思わせる事ができるという事です。
④ 靴下を見せて遊ぶ事ができる
ロールアップをする事で「靴下を見せて遊ぶ事ができる」。
要はコーディネートのアレンジの幅が広がるということですね。
靴下の色1つでコーディネートの印象を変える事もできますので便利です。
【衝撃】ロールアップは脚長効果がない
よく巷では「ロールアップは脚長効果抜群」という言葉を目にしますが、実際のところ脚長効果はありません。
むしろ短く見える傾向にあります。
理由はこちらの画像。
この画像は右がロールアップしているものになります。
パッと見ても分かるようにロールアップで素足を見せている場合、脚が短く見える事がわかります。
世間では「脚長効果がある」と言われているロールアップですが、それは幻だという事を理解しておきましょう。
ただ、ロールアップを行う事で「足元がスッキリする」というメリットがあります。
足元をスッキリとさせる事で、スタイルアップが見込めます。
なんだかんだ、ロールアップは便利な着こなし方だという事がわかりますね。
【ダサいと言われない】ロールアップを使った着こなし成功例
きれい目ダッフルコートに
ロールアップで抜け感を演出
トラッドテイストの人気アウター、ダッフルコートで落ち着きのあるカジュアルコーデ。
ナチュラルなカーキ色のコートの中に、白のパーカーを組み合わせることで、印象もより柔らかく仕上がりますね。
ボトムスは色落ちしたデニムをプラス。程よくすっきりとしたシルエットなので、丈の長めなダッフルコートとの相性も抜群です。
レースアップタイプのブーツを組み合わせる際には、デニムの裾をロールアップするとより足元の印象もバランス良く仕上がります。
関連:ダッフルコートはインナーとサイズ感が大事|メンズコーデ集
カチッとしたシャツを
ロールアップで抜け感
サスペンダーを使ったコーディネートは、個性的でとてもオシャレですよね。
シンプルなブラックスキニーパンツも、組み合わせ次第でオリジナリティ溢れる着こなしが完成されます。
トップス合わせたシャツは、大き目のサイズをチョイス。袖をロールアップすることで、肩ひじの張らないラフな仕上がりに。
足元にはスニーカーを組み合わせ、ストリート感をプラス。
シンプルなアイテム同士の組み合わせのテクニックにセンスの高さを感じます。
ブーツとロールアップの
組み合わせは最強
トレンドのチェスターコートを取り入れたスタイリッシュな着こなし。落ち着きがあってとてもかっこいいですね。
丈が長めのコートには、細身パンツを組み合わせるとバランス良く仕上がりますね。
またデニムの裾をロールアップして足首を覗かせることで、抜け感がプラスされます。
少しボリュームのあるレザーシューズを足元に合わせて、より男らしいクールな印象を演出。
シンプルなカラーリングですっきりとまとめた着こなしは、とてもオシャレ。
関連:チェスターコートのメンズコーデ特集【グレーの着こなし方】
シンプルなコーデに
ロールアップでこなれ感を演出
コーチジャケットはアクティブでストリート感のある着こなしを楽しめます。
ブラウンカラーが、柔らかく優しい雰囲気を演出。インナーに白のカットソーをプラスすることで、メリハリのある仕上がりになります。
濃いめのデニムは裾をロールアップすることで足元が重たくなり過ぎず、引き締まった印象になります。
スリッポンタイプのシューズで、足元をラフに仕上げることでリラックス感のある着こなしが完成されています。
関連:コーチジャケットの着こなし|メンズのコーデはサイズ感が命
ロールアップと靴下で個性的な印象
ゆったりとしたシルエットが魅力的なドロップショルダーコートは、丸みのあるデザインがとても個性的ですね。
インナーにはシンプルな白ニットを合わせて優しい印象に。またロング丈のコートにワイドデニムを組み合わせたバランス感覚もとてもハイセンス。
デニムの裾はロールアップして赤いソックスをチラッと覗かせることで、差し色が効いたお洒落な着こなしになります。
足元にはしっかりとしたレザーシューズをプラス。
重厚感のある黒が、コーディネート全体の引き締め役になっています。
シンプルなスタイルに
ロールアップでこなれ感
Tシャツ×デニムパンツのシンプルなコーデした大人カジュアルスタイル。
クルーネックTシャツは今年のトレンドアイテムのひとつ。程よくゆとりのあるサイズ感で着こなすことで、リラックスした雰囲気を演出してくれますね。
ボトムスには濃いめのデニムパンツを組み合わせることで、大人の落ち着いた印象になっています。
デニムの裾をロールアップしてサンダルを履けば、肩ひじの張らないラフな着こなしが完成。
柄物のクラッチバッグをプラスすることで、より一層今っぽさを感じる仕上がりになります。
カチッとしたシャツに
ロールアップが相性抜群
白シャツは素材も柔らかくサラッとした肌触りで着心地良さそうですね。
ゆったりとしたサイズ感のチョイスが、リラックス感のある着こなしを演出しています。
ボトムスにワイドデニムパンツを組み合わせることで、さらにラフな印象を与えてくれます。
ロールアップした裾から足首が覗き、抜け感を演出。足元のレザーシューズの存在感も引き立ちますね。
シンプルなアイテムでお洒落にコーディネートしているところが、女性からの好感度も高いこと間違いなしです。
こなれた雰囲気を演出
マリンテイストのパーカがとても爽やかな印象を与えるコーディネート。
少し丈の長めのインナーを組み合わせることで、ラフな着こなしになります。
ボトムスにはライトカラーのデニムパンツをチョイスすることで、よりカジュアル感がアップ。
裾をロールアップすることで、アクティブな仕上がりになっています。
足元はホワイトのスニーカーを合わせることで、清潔感をプラスになります。
ネイティブ柄のバッグがトレンドもしっかりと押さえた着こなしを演出してくれます。
関連:西海岸スタイルがメンズに人気!最新ファッション&コーデまとめ
ロールアップを用いた
ラフなストリートスタイル
大きめサイズのクルーネックTシャツは、大人のカジュアルな着こなしにもピッタリ。
ボトムスには色落ちした黒デニムパンツを組み合わせて、ストリート感のある仕上がりになります。
裾をロールアップすることで足元がすっきりとして、トップスとのバランスも抜群になりますね。
グレー系のスニーカーは馴染みも良く、コーデのカラーリングにもマッチしています。白のニットキャップをプラスした小物使いもとてもオシャレ。
個性的な印象を相手に
与えるロールアップスタイル
ビッグサイズのスウェットをバランス良く取り入れた、トレンド感たっぷりのコーデ。
鮮やかな赤をバランス良く配置したポップな着こなしは、個性的でとてもオシャレになっています。
足元のスニーカーも赤をチョイスすることで、バランスの良い仕上がりに。
ボトムスに組み合わせた細身のデニムパンツは、トップとのコンビネーションも抜群。
さらに、スウェットのインナーにシャツを重ねてきちんと感をプラスしているところも、今っぽい雰囲気を演出するエッセンスに。
まとめ:ロールアップはダサくない
今回は「ロールアップがダサいと言われる理由とお洒落な着こなし方」というテーマでお送りしていきました。
ロールアップは「こなれ感」や「抜け感」を簡単に演出できる着こなしテクニック。
ぜひ、この記事を参考に脱ダサいコーディネートでオシャレなライフスタイルを構築していきましょう。